ニュース・プレスリリース 2019年3月5日

マンガ家とクリエイティブのプロが共に住み、自由に成長するオフサイト生活拠点「Graphium House」をスタート ~プロマンガ家を80名以上輩出した「現代版トキワ荘」がさらに進化~


特定非営利活動法人NEWVERY(所在地:東京都品川区、理事長:小崎文恵、以下「NEWVERY」)は、マンガ家と創造性に富むプロフェッショナルが一緒に住み、日常を通じて相互に刺激し合うことで、予定調和でない発想を得て、時代をリードする卓越人材へと成長していくことを目指すオフサイト生活拠点プロジェクト「Graphium House」(呼称:「グラフィウム・ハウス」)をスタートし、第1号拠点を2019年4月にグランド・オープンします。

(Graphium House 高田馬場 屋内イメージ)

近年、職場の執務室や会議室という「オン」の場を離れ、日常と離れた場所で、肩書や立場にとらわれない自由な発想で真面目な話し合いを行う「オフサイトミーティング」が一般企業で広まっています。NEWVERYでは、この考えを拡張し、違った目標に向かって進むプロ同士が、学生時代のたまり場のような自由なスタイルで意見を交わし合う生活拠点を設けます。この拠点での暮らしを通じて、予想を超える思考との出会いを繰り返すことで、プロフェッショナルとしての職業観やマインド、日常の行動特性の進化・醸成を図っていきます。

NEWVERYは、マンガ家育成の取り組みとして「トキワ荘プロジェクト」を運営しており、2019年1月末時点でプロマンガ家を80名以上輩出しています。「Graphium House」は、本プロジェクトの新たなステージと位置付け、マンガ家に限らないプロフェッショナルをも対象に広げ、一段上の成長をもたらす場づくりを実現していきます。

「Graphium House」では、NEWVERYが12年以上に渡り手がけてきた「トキワ荘プロジェクト」の育成ノウハウと、シェア型学生寮「チェルシーハウス」でのコミュニティ運営手法を活用します。具体的には、コミュニティ・マネジャーを通じて、オフサイトだからこその予定調和でない自由な成長指向を入居者に促すとともに、入居者の目標管理とコーチングを定期的に行うことで、着実な成長をサポートしていきます。さらにコミュニケーションツールを活用し、オンライン・オフライン両方での共同空間づくりを行います。

「Graphium House」の入居対象者は、マンガ家に加えて、創造性を求められる現場の最前線に立つプロフェッショナルです。条件に当てはまる人材であれば、WEBクリエイター、ソフトウェアエンジニア、アートディレクター、地域コミュニティデザイナー、シェフ、振り付け師、芸人、哲学者、数学者、ベンチャー起業家、事業開発マネジャー等の業種職種を問いません。また、そうなりたいと願う強い成長意欲のある若手人材(学生含む)も対象とします。

第1号拠点「Graphium House 高田馬場」では、マンガ・アニメ制作拠点としての歴史が残る高田馬場エリアに、2018年フルリノベーション済みの15室を用意します。うち5室は、WEBサイト制作事業等を行う株式会社モノサス(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:林隆宏、以下「モノサス」)が社員寮兼社内ラボとして活用し、コーディングに関する勉強会等のイベントを、住まいならではのカジュアルなスタイルで取り組んでいきます。モノサス以外の入居者についても、これらのイベントに関わることで、最先端の制作管理手法や品質管理の考え方を得ることができます。

 

◆人材育成の狙い

 

マンガ家においては、「Graphium House」に参加することで、マンガ家同士では得られない異分野での職業意識や事業展開の考え方、制作プロセス等を学ぶことができ、職業人としての思考と行動の基盤形成を図る機会となります。

一方のマンガ家以外のプロフェッショナルにとっては、マンガ家が取り組んでいる総合的な表現の姿、すなわちキャラクターを創造し、話を計画的に構成し、ビジュアルに物語を表現していく様子に触れることで、複合的な表現創造の可能性を学ぶことができます。また、具体的な目標に向けて創作活動に集中する姿をマンガ家の姿を見ることで、挑戦的なマインドづくりを行う機会にもなります。

NEWVERYは、両者の相乗効果により、これからの時代をリードする卓越人材を養成することを狙います。

 

◆本プロジェクト展開の背景

 

NEWVERYでは、「トキワ荘プロジェクト」の名称で、マンガ家志望者にシェアハウスを提供し、成長支援を行う取り組みを展開してきました。一方で、本プロジェクトは、デビュー後に住まいを卒業する「締め切り」ルールがあるため、プロマンガ家としての足がかりをつかんだ後の、次のステップづくりが課題となっていました。

また、クリエイティブ分野の多くの業種では、デジタル化の流れと共に、ソフトウェア業界で広く使われているエンジニアリングのプロセスが浸透しつつあります。市場環境が変化しているマンガ界においても、制作環境が大きく変化する可能性があります。

そこでNEWVERYでは、一定の水準にあるマンガ家や、同様の課題を抱える次の時代を担うプロフェッショナル人材について、職業観やマインド、日常の行動特性を進化させ、環境変化に対応し、自律的に成長していく能力を身につけさせるため、「Graphium House」プロジェクトを企画しました。

 

◆Graphium House 高田馬場 物件概要

 

場所:東京都新宿区高田馬場三丁目
アクセス(鉄道):JR山手線 高田馬場駅 徒歩12分 / 西武新宿線下落合駅 徒歩7分
アクセス(バス):JR私鉄各線 新宿駅 バス6分(「小滝橋」バス停)、徒歩3分
竣工:1985年(2018年フルリノベーション済み)
部屋数:15室(2階~4階 / 各5室)
部屋の広さ:7.00~9.01平方メートル
入居可能時期:即入居可
賃料:月69,000~73,500円
共益費:月17,500円(電気、水道、ガス、Wi-Fi、一部の消耗品費等含む)
受託保険:加入要
その他費用:入居金 50,000円 / デポジット 30,000円 / 退去時クリーニング代等
サイトURL:https://graphium.jp/house

 

◆Graphium House 高田馬場 物件写真

 

西向き居室(イメージ)

東向き居室(イメージ)

洗面所(イメージ)

リビング(イメージ)

 

◆Graphiumの由来


ギリシャ語で「描く」を意味する「Graphein」と元素系統命名規則にある「-ium」を合わせ、「描く」という行為に携わる人々に、根源から貢献するという意味を与えています。また、「トキワ荘プロジェクト」の「ときわ」が意味する常葉色と、同じくGraphiumという学名を持つ「アオスジアゲハ」の持つ鮮やかな緑色との関係性を表現しています。

「描く」という行為は、人類にとって原始的な行為です。まだここにないものを思い描くとき、人類が一番はじめにとる行動が「描く」という行為になります。将来を「描く」、未知の可能性を「描い」ていく、まだ存在しない何かを「描い」ていく……。そのような人類の根源的な行為に想いを馳せて「Graphium(グラフィウム)」と命名しました。

「Graphium House」事業の概要については、以下のURLをご参照ください。
https://graphium.jp/house

 

◆トキワ荘プロジェクトについて


本気でプロを目指すクリエイターを支援する、複合プログラムです。「住む・学ぶ・仕事を得る」の3つの視点から、いち早くクリエイターが自立できるようにサポートを行っています。
2006年8月にスタートし、12年以上に渡り展開してきました。累計入居者は400名を超え、その中からプロマンガ家としてデビューした数は80名を超えています(2019年1月時点)
現在、東京近郊にある約20拠点で、80人以上のマンガ家志望者が生活しています。
http://tokiwa-so.net/

 

◆チェルシーハウスについて


NEWVERYが運営するシェア型男女共同学生寮です。国分寺・立川・荻窪の3拠点で、20以上の異なる大学に通う学生50人以上が暮らしています。門限やハウスマスターはなく、学生たちが自治的に共同生活を築いているほか、社会人メンター制度、寮内外で行われる活動の企画運営など、多様な他人と学び合う機会を設けています。
https://chelseahouse.org/

◆株式会社モノサスについて


所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-9-5
代表者: 代表取締役社長 林隆宏
設立: 2004年10月
URL: https://www.monosus.co.jp/
事業内容: マーケティングコンサルティング事業、WEBコンサルティング事業、WEBサイト制作事業、WEBサイトコーディング事業、WEBサイト運用事業

◆特定非営利活動法人NEWVERYについて


所在地: 〒141-0031 東京都品川区西五反田7-13-6 五反田山崎ビル5F
代表者: 理事長 小崎文恵
創立: 2002年3月(任意団体として創立)
設立: 2009年10月30日(設立登記日)
URL: https://www.newvery.jp/
事業内容  : 「教育」と「アート」の2軸で『若者が未来に希望を持てる社会づくり』を目的とし、「高等教育事業」、「教育寮事業」、「クリエイティブ事業」の3事業を展開